世界中がパンデミックに見舞われ、在宅勤務が主流ともなっています。そしてランサムウェアがインターネット上で猛威を振るう中、世界的企業のインターネット上での情報の露出度を測定することは、これまで以上に重要になっています。今回のインターネット サイバーエクスポージャーレポート(ICER)では、インターネット上で、あるいはインターネットを介して事業を継続するため、また、CISO、ITセキュリティ担当者、およびその他の社内のビジネスパートナーが真っ向から取り組むためにも重要となる、5つのサイバーセキュリティ分野についてRapid7の研究者が評価しています。
本レポートでは、日経銘柄企業225社に挙げられたトップ企業について、そのインターネット上のサイバーエクスポージャーについて調査を実施しました。各セクションには、セキュリティ担当者が今すぐ実践できる現実的かつ実用的なアドバイスも含まれています。これらのアドバイスは、日経225に属するCISOにとってだけでなく、これらトップ企業のメンバーとビジネスや規制上の関係性を持つセキュリティ専門家にとっても役立つものです。
2021年上半期を通して、Rapid7は世界の先進国5カ国を対象に、サイバーセキュリティの基礎となる5つの重要な分野について測定したレポートを公開しています。
本レポートは、上記の分野をカバーする5つの詳細なセクションに分けられており、全体をまとめると次のとおりです。
これらの調査結果を踏まえ、本レポートの以降のセクションでは、日経225で測定できるサイバーセキュリティの5つの各分野について調査しています。
詳しく見ていく前に、ここで1つ注意があります。あなたの組織がこういった事象の影響を受けていたり、今も影響を受けていたりする場合、緊急事態に対応することに時間とエネルギーを費やすばかりで、本レポートに解説されているような、より慢性的な問題に専念することはできないと感じられるかもしれません。私たちの目標は、組織が安全で強靭な状態になる(そしてそれを維持する)ことを支援することなので、そのためにいくつかの参考資料をご用意しました。以下のセクションへと進む前に、まずはそちらの参考資料をぜひご覧ください。
Rapid7がどのようにして日本の重要な企業のインターネットエクスポージャーを測定しているのかについて、下記のレポートをダウンロードしてご覧ください。
レポートを読む